ウッチーは、フリーになってから格段にエロみが増したと思います。

「天皇論」〜ゴーマニズム宣言SPECIAL〜
を購入いたしました。昨日。
近頃めっぽう左翼ヨリな文章ばっかり読んでたので、ここらで極右の考えに触れて真ん中に戻そう!ということで買いました。
反体制、反権威、個人主義で唯物論者のワタクシでしたが、
日本人としての自覚と誇り・・・・持てないけど持つべきかしら、と少し考えてしまいました。
なんでおばあちゃん達はあんな形骸化した権威にキャーキャー言うんだろ、ぐらいにしか今まで考えたことがありませんでしたが、初めて天皇のことを学習しました。
まず、君が代の「君」って天皇のことじゃないんだってさ。
広く庶民一般のことを指すらしいです。
んで、天皇ってつまり何なのさ?の問いの答えは、無私の心で国民のために祈り続ける「祭祀王」。らしい。
天皇の基本的なお仕事は、祭祀を執り行うことです。
1400年もの歴史を経て、万世一系の子孫が国の祭祀を司る最高権威者の地位で、国の安寧を祈り続けてきました。実際パナ。
おれらはゴハンを食べる前に「いただきます」を言う以上、年が明ければ「あけおめ」を言う以上、祭日に仕事を休む以上、おれらはみな等しく天皇に繋がっているんですな。
このように、おれらの感性や価値観は日本という国の風土や歴史からは100パー自由たりえないんだから、日本の宗教の最高権威である天皇という存在を敬わなければならないのでふ。
でも近代合理主義が完全に浸透してしまった今の日本人に、祭祀なんて非合理的なものをやってる人を敬え、ってのもなかなか理解し難いよ。
おれもムズイ。
おれを作っている環境と、無意識の存在を認め、それを守って来た人を敬わなきゃ、ってのは、意識の否定、自由意志の否定のような気がしてしまう。
だっておれは日本ってステキやん。好っきゃわー。と思ったことはほとんどないもん。
あーあ、日教組の従順な下僕です。
でもでもでもこの本を読んで、天皇(昭和天皇、今上天皇)のやってきたことを知ったら、なーんてスバラシイお方なんじゃ!と思ってしまったよ。
なんかもう、リアル無私なんですよ。超パナイ。
これはメディアも率先して伝えるべきでしょ。
快楽主義、消費主義、合理主義、効率主義、でペラッペラになってしまった日本人の心を変えるには持ってこいの象徴じゃないか。
大衆を統べる術は、単純なカリスマ性に勝るものはない。
でもでもでもでもでも、終戦後のGHQによる日本解体が行われた以降は、どうがんばっても宗教を政治に取り込むのは不可能だと思う。
昔は科学と政治と宗教は未分化だったかもしれないけど、科学が勝ってしまった現代においては、科学や論理の力で社会をつくっていくべきではないのですか。
とっても難しいことですが。てかたぶん不可能ですが。
と、脳内で右左の闘いが繰り広げられてしまいましたお。
お。
てか毎回思うんだけど、小林よしのり、マンガで自分を美化しすぎーーー。髪型とか眉毛の角度とか全然ちがうでしょ。
最近、家でガッバガバ飲んでる生茶に付いてるベルマークを集めるようになりました。なんとなく。
これ貯まったらどうすりゃいいんだ?近くの小学校とか盲学校とかに持ってけばいいのかえ?
こんなロハスぶってるおれですが、ペットボトル飲料を飲んでる時点で全くエコではありません。
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