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2025/05/11(Sun)01:39
by スタンリー・キューブリック
2025/05/11(Sun)01:39
2007/08/31(Fri)14:38
ダリ展見て、バイト行って、友人宅に泊まって、ラーメン食って、今に至る。
絵画に対しての素養も無いし、ダリについての予備知識とかもゼロで挑んだんだけど、
引き込まれた。
こいつの頭の中はどんな世界かなあと考えた。
書き手の気持ちになって鑑賞することで、感じるところが多くなった。
でも、そんなときやっぱり絵描きさんのほうが理解できるのであって、
ぼくら絵をまじめに書いたことない人には到達し得ない、共感があるんだと思う。
どんな技法を使っているのか、構図の決め方、色使い、やってみないことにはわからないことばかりで、
やったことある人のほうが遥かに書き手の心理に肉迫することが可能になる。
そしてより作品の魅力を存分に感じ取れるようになる。
ぼくもドラムをだいぶやったからこそ、toeのカシクラさんのドラミングのすごさが一層わかるようになったし、
toeを腹の底から楽しめるようになった。
もっとドラムをやればやるほど、まだ知らないキャシーのすごさがわかるようになるんだと思う。
芸術を鑑賞する(入力)ことに真摯に向き合うとき、(表現)出力することは必ずといっていいほど重要だ。
ダリは書物もたくさん読んだ。そして書物をたくさん書いた。
量子力学など多くの化学や宗教を学び、後期の作品にはそれをモチーフにしたものが多かった。
彼の入力と出力の情報量は人の何倍もある。
だから、確固たる独自の世界観をもつことが出来たんだ。
うーん、最近クラブサウンドよりなので、DJセットを買おうか迷い中・・・・。
No.20|哲|Comment(0)|Trackback()
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