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退屈は最大の罪である。

                              by スタンリー・キューブリック

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2025/05/14(Wed)22:23

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φ

2007/10/31(Wed)01:33

地獄のバイト四連勤がやっと終わったーー!!!

今日は遅番ということで、福岡伸一「生物と無生物のあいだ」購入!!!




この人、青学の教授で、ニッポンの教養に出てたんだけど、これまた変な人で・・・・。

しゃべり方とか顔とか、言っちゃ悪いけどぶっちゃけ、ヤバい人なんじゃない?って感じでした。

でも、書店でこの本を開いたら、なんて流麗な文体なんだ!!と驚愕。

テクニカルな内容を、レトリカルな表現も織り交ぜて読者を楽しませながら読ませようとする、作者の心遣いがひしと感じられた。

大学の教授もみんなそうなんだが、彼らは自らが人生を投じてまで研究している学問が「こんなに楽しいものなんだ」ということを、生徒に伝えるためにわざわざ講義しているんじゃないの?

でもアカデミックな概念をそのまま一方的に押し付けるような講義では、僕らも面食らってたじろいでしまう。

北大の教授も、福岡さんのように、僕らが取っ付きやすいような形で研究内容を提供してほしいもんだ。




っていうか、こんなに素敵で知的な文章を書けるような人が、テレビに映っていたあの人だなんて・・・・。

やっぱり、人間性というのは理性(?)とはかけ離れたところにあるもんなんだにゃあ。






今日千葉さんが「一日30分を続けなさい」とかいう今一番売れてるビジネス書を読んでた。

20分ぐらいでざっとレバレッジリーディング風に読んだんですけど、まず冒頭で「テレビは絶対に見るな!」みたいなことが書かれてたw

いやホントそう思います。

あんな恣意的な表現方法では、鑑賞者を憑依させるようなもので、完全にテレビが視点を奪ってしまう。

映画監督青山真治も言ってましたが、ドキュメンタリーほど作者の恣意性が顕著にあらわれるものはないそうです。

マスコミが政治よりも力を持ってしまった現在、私たちはテレビという魔物に視点を奪われないように、フラットな視点で判断する姿勢を保たなければなりませぬ。

そのためには、自分の興味の先っぽにつねにアンテナを張っておいて、感動を追い求めなければならーん。

感動の先に知恵はあり、知恵の先に広い世界が待っている。ぷーーー



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