
金閣寺、やっと読み終えました。
もー大変だった!! 古くさい文章+お寺の専門用語頻出+超複雑な心理描写で、おいらの頭はドカーーンでした。
主人公が暗くてひねくれててどうしようもない。こんな性格ひん曲がったヤツに全く共感できまへん。
でも、「人に理解されないことを欲する」主人公のひねくれ具合は、どことなくおれに似てマシータ。
サブカルオタクのおれにしか分からない神秘的な領域があるんだと言ってて、実際には論理的に人に説明することもできない、つついたらガラガラと崩れ落ちる幻のユートピアだからこそ、誰にも理解しようとして欲しくない!!
幻のユートピアを、幻だと知りつつすがっている今のワタシの状態は、とても健全だとは言えません。
虚像をアイデンティティにしていてもしょうがありません。
いつか「他者に承認されたい欲望ダム」が決壊し、道庁に火をつけるかもしれません。
おうふ
金閣寺放火もそうだけど、こーゆー脱社会的な犯罪に、小説家や批評家が強い責任を感じたりすることがけっこーあるよね。
中上健次もどっかの親殺し事件についてなんか作品書いてたし、村上春樹もオウムにインタビューとかしてたじゃん。
文学と政治って言葉は廃れた!!とか言うけど、結局文学って社会や思想を描くもんなのかえ?
んーやっぱ、文学ってもんはおれには全然わかんないんだけど、わかんないものに人は惹かれるのよね。
簡単に分かってしまうものには人は惹かれない。わかんないものを理解しようと試みる行為が楽しいのよね。
でもおれ頭悪いからもーむりじーーー。
最近、バイトのB-BOYにコレ

なっちゅわんにコレ

を借りました。
ちゃんと返そう・・・・。
ノッポのミニマルDJにはコレ

を借りる予定。
PR