
ブロークバック・マウンテン鑑賞。
ゲイです。
アカデミー賞3部門受賞です。(審査委員が保守的なために、作品賞はもらえず。)
脚本といいカットといいテンポといい演技といい音楽といい、激ヤバ。
アン・リー、天才ですた。
何より、人間の内面をリアルに描き出す、っていうおれが最も重要視するポイントが完璧。
設定が同性愛だからってのもあるけど、主人公2人以外のキャラクターの心の動きもしっかり描いてた。
でも男同士のキッスは観ててツライ・・・。
91点。

あと、こないだ映画館でディア・ドクターを観た。
脚本が、謎や秘密を小出しにしていって、観客に考えながら観てもらおうという意図が強い作りになってたんだけど、
「ゆれる」の5倍ぐらい小出しの情報量が少なくて、推理が難しくなりすぎてしまっていた。
その割には結論というか、真相に深みがなく、拍子抜けだった。
でもこの映画は2回観た方が、というか2回目に重点が置かれているんじゃないのかね。
だったら同じモノを2回観れないおれには向いてませんわ。
撮り方も、いかにも表情の微妙なゆれを映してますよ!!みたいなカットが前作より無駄に増えた。ベタ。
PR