昨日はコンパチックな日でした。
知らない人としゃべるのは、気持ちが新鮮になってよかです。
大友良英の本に影響受けまくって、インプロヴィゼーション(即興性)について調べてたら、
千夜千冊のホムペに行き着きましたw
松岡正剛さんの千夜千冊は有名ですが、
この人、本だけじゃなく音楽にも相当詳しいんだ!!!と感心させられたページ。
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1146.html
(やっぱり本も文化だし、文化人は文化にくわしいのね。)
音楽にとって即興性とは、進化の過程で必要不可欠な要素である。
それは音楽の歴史にとってだけではなく、アーティストまたはバンドの音楽性の進化にとっても、また然りだと思う。
ぼかぁセッションで曲を作るときが一番楽しい^^
耳に入る音に合わせてドラムを叩くうちに、自分でもハッとするフレーズを無意識に叩いてしまっていることがしばしばあって、それがものすごい快感なんだ!!
そうやって即興の中で自分を見出し、そしてその方法を理論化して自らの技法に落とし込むというプロセスを経て、音楽家たちは成長してゆくのじゃないのかなぁぁぁぁぁ。
(でも方法化するのがめんどくさくて、毎回テキトーだからぼくレベルアップしないんですようww)
まあ真のインプロヴィゼーションはそんなスタジオ内での中途半端なシロモノではなく、
ステージ上でも毎回本当のゼロから出発して、全くの方法論を持ち込まずに「音楽」を表現、演奏しつづけることだが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それをやってのけちゃったのがデレク・ベイリーです。
この人、自身の音楽をフリージャズとは呼ばせず、あくまでもimprovisationだと言い張りました。(まぁECMレコードからリリースしてる時点でジャズじゃんってカンジなんですが)
即興音楽は確立した音楽形態だということを主張したかったのでしょう。
デレク解説付き動画
http://jp.youtube.com/watch?v=o0wkWaOa0r8
あと、田中泯とのコラボ!!
http://jp.youtube.com/watch?v=A5dz_1meBjY&mode=related&search=
(田中泯は映画メゾン・ド・ヒミコにも出てるモダンバレエの人ですね。ヒミコは僕は好きではないですが、人気は高いです。)
セイゴオさん曰く、
インプロヴィゼーションは、前衛音楽でも実験音楽でもない!!!です。
(ちなみにマイケル・ナイマンは前衛音楽と実験音楽の違いを論じております。ってジム・オルークが言ってました^^)
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