「競争社会」・・・・・・そう呼ばれる世の中だ。
受験競争、社内競争、・・・・そのような過酷な競争へと組み込まれる事からは一生逃れられないのだ、という一種の諦念を持って、皆生きている。(と思う。大人は。)
そのようなネガティブな捉え方でしか世間や社会に歩み寄れないのだとしたら、人間関係など初めから断ち切ってしまえ〜〜〜。
しかし本当に我々は、他者より高い所へ高い所へ!と悲鳴をあげながら登り続けるような人生しか歩めないのだろうか。
勉強するのは人を見下すためか。業績を上げるのは同僚を蹴落とすためか。
・・・・・そうではないだろう!!!!
上???下??? 勝ち組???負け組???
一体全体、何を以て格差などと言えるのか。
競争も格差も、全て「金」という尺度で計った言葉であろう。
人は「金」がそこまで欲しいのか。
「金」はわたしたちに何をもたらしてくれるのか。
私は全ての行動に、意味と効率を考える。
勉強するのはなんのためか・・・・仕事をするのはなんのためか・・・・・
人生とはなんのためか・・・・・・
考えだすときりがなく答えの無い抽象的な問題、つまり哲学ばかりしている。
私は単に考え性なのだ。
そこでの疑問の連鎖の最終地点にあるのは、「幸福」。
最上の欲求の先にあるものは、私だけではなく皆等しく、「幸福」だと考えるであろう。
しかし、多くの人は、「幸福」=「金」であると捉えているようにしか、私には思えてならない。
安定した収入???
それが充実した人生を心豊かに生きるための絶対条件なのだろうか。
みんなは金を何に使っているのだろうか。
風俗、酒、付き合い、ギャンブル、旅行、
そのような一過性に富む即時的な快楽に投資することもあれば、
服など、自己のアイデンティティーを保つためのものに金をつぎ込むこともあろう。
私は、自分という枠に固執しない。だから服は要らない。(今だけ。)
それに、「未来を作る今を楽しんで生きる」ために、刹那的快楽に金銭を投じることもない。つまり、私は私を造るための投資しかしない。
<未来の私を造る>ための投資とはどういうことか。
例えば、今欲しいものはBOSEのスピーカー(32800円)である。
聴覚を含む、五感を鍛えることは、世界を広く美しく感じられるようになるということだ。
また、未来の私は人生を心豊かに過ごす事が出来ているはずだ・・・・と思ってそのスピーカーを購入する「今」も同時に楽しんでいる。
<未来の私を造る>という行為そのものが楽しいのだ。
そういう設備投資のような金の使い方をすれば、少しは金銭の減少も軽減されるだろうし、なにより今も明日も同時に楽しめる。
未来を生きるとはそういうことなのだ。
「金」を未来の自分に使ってみないか。
そうすることが、皮肉にも結果的には競争に打ち勝つことつながるんじゃない???
PR
無題
2007/11/18(Sun)14:20
あなたの理論には汎用性がありません、非常に主観的なものになっています。
まず
>>風俗、酒、付き合い、ギャンブル、旅行、
そのような一過性に富む即時的な快楽に投資することもあれば、
服など、自己のアイデンティティーを保つためのものに金をつぎ込むこともあろう。
付き合いの中で友人が増え、人生が豊になった人もいるでしょうし、旅行することで視野が広がり、異文化を学んで自分が成長できたと言う人もいるでしょう。これらは自分を造るための投資とはいえないのでしょうか。
また、服を購入することをアイデンティティを保つためと書かれていますが、この部分にも疑問を感じます。
さらに
>>例えば、今欲しいものはBOSEのスピーカー(32800円)である。
聴覚を含む、五感を鍛えることは、世界を広く美しく感じられるようになるということだ。
また、未来の私は人生を心豊かに過ごす事が出来ているはずだ・・・・と思ってそのスピーカーを購入する「今」も同時に楽しんでいる。
<未来の私を造る>という行為そのものが楽しいのだ。
これは私の考えですが、あなたの行為は認知的不協和理論で説明できると思います。
つまり、あなたはただ単に「スピーカーが欲しい」と思った。
けれども思うがままにそれを購入することは、自分が今まで積み上げてきた理論に反することになる。
だから自分へのいい訳として「これは未来の自分への投資」だということにしてしまった。
これは簡単に言うと、行動の理由のすりかえです。
あなたは冒頭で「お金がそんなに大事なのか」というようなことをおっしゃってますが、もちろんスピーカーの購入にもお金がかかります。
あなたはこれを「未来の自分への投資」としていますが、上で書いたような刹那的快楽にふけることを「未来の自分への投資」と考えている人もいるでしょう。
哲学のような分野で普遍性の高い理論を導くことは簡単ではありません。
いきなり失礼しました。不適切なら削除願います。
No.1|by 通りすがり|
URL|Mail|Edit