ここ最近4日ぐらい、脳が普通に戻ってきて、アイデアが溢れなくなってきたのを実感して、底知れぬ不安にかられてました。
そしてその不安がまた脳を萎縮させ、どんどん自分の世界が狭くなるという悪循環に陥っていました。
イヤな事って立て続けに続くんですよね。パチプロがよく言う「流れ」なんて信じてなかったけど、やっぱりバイオリズムっていうのは、あると思う。
何やっても途中でつまづいてしまう。何がしたいのか忘れてしまう。
自分を忘れてしまう。
んなことばっかりだった気がします。
そのうちに俗物根性がふつふつと芽生え始めました。
「ヘッドホンほしー」という物欲。「フカキョンなーんまカワエー」という◎欲。「どんちゃん騒ぎてえー」という孤独を払拭したい欲・・・?
全部凡人の考え!!!!死ね!!!!煩悩滅殺!!!!
ということで、
本日、ワタクシは「「芸術」」という魔物に、モロに触れた事によって、再び我が右脳に大量のアドレナリンがドクドク流れ出したことを実感!!!
「芸術」なんてワード、きちんと解釈できない以上、軽々しく使うのは、本来忍びないハズなんですが、・・・もう言葉で説明とかアホのする事じゃ!!!心底感動したならそれは確かなモノじゃ!!!と思ったり。
そんな「芸術」を感じた作品の名は 北野武監督作品 dolls です。

この映画は正直、全然一貫性なんてないし、矛盾やクサい感じはいくつかあったとは思うんですが、もーそんなことよりも「んんんなんでこんな事思いつくの!?!?!?」ってギミックが満載ってカンジ。
きっと、ファミコンソフト「たけしの挑戦状」のように、自分の脳からアイデアが溢れた瞬間を即座に感知して、それをすぐさま出力したモノに、様々な工夫をつけたして練りに練った作り方をしたんだと思うんです。ドールズに限らず、タケシの映画のほとんどは。
もーそんなんだから、ラディカルな世界観を映像という形で直輸出できるんですな。それこそ「芸術」ってやつですな。
(なんべんも同じこと言ってますがね・・・・。)
すっごい、いろいろ考えちゃいました。
あらすじちょっと言っちゃうと、
精神異常に陥ってしまった彼女と供に生きる姿を描いてるんですが、その生き方は異常極まりないものです。
互いを赤いロープで結び、山や海をひたすら歩き回る。
そこに言葉は無い。
幸せの形について考えました。
多くの人は、
平凡な暮らしを夢見ていると思います。
安定した収入、家族との時間が第一。災難に見舞われない、「普通」の暮らしがしたい。と。
ぼくはその大多数の意見に真っ向から反発します。
変化の無い日々を一個一個消化していくような人生はイヤ!!刺激が欲しい!!!
このブログのタイトルにもあるとおり、退屈は罪だと思っていますから。
ええ、
平凡を忌避します!!凡人にはなりたくありません。
だって、「俗物」大嫌いだもん。(まあ、一方では大好きなんですけれども!!ここでは芸術モードのおれで!!!!)
酒飲んだり、彼女とイチャイチャしたり、パチスロでガッポシ儲けたり、そんなん絶対面白くないですもん。
自分を高めることにつながらないし、なにより快楽の永続性がない。転落の危険を常に孕んでいる。
酒→二日酔い、健康への害 女→イザコザ、依存 ギャンブル→破産
そして、みんな等しくお金がとてもかかります。(次に、「お金が欲しい」とかいう欲が発生する。つまり欲のループ・・・)
つまり、俗物は最悪です。まあ、俗物まではいかないにしても、平凡ってそんなに幸せだと思いますか??
みんなと同じ「普通」でいいんですかあ???
おれは他とは決別したい。オリジナリティの塊でいたい。そうすることにたいして臆病にはなりません。
じゃないとこんなブログ見せないしw
平凡ってのは、「北朝鮮の人々が現在の生活レベルに満足してる」ってのとさして変わらないと思います。
「そんなことない!!飢えに苦しむってことは、人間としての最低限度の生活を営めていないってことじゃないか!!平凡じゃない!!」という反論が聞こえてきそうですが、
その飢えが彼らにとっての日常であれば、それは平凡だと言える思います。
すべて慣れ(感覚的制度化)ですから。
そこから、例えば、芸術!!とかを楽しめるようになるということは、北朝鮮人が韓国に脱北するのと同じで、広い世界を見れるようになることだと思います。
みんなが知らない、コアな感動で溢れているんですよ!!この世界って。
見方(自分)を変えて下さい!!!
日本の「平凡」ほど、腐りきったものはないと思います。
平凡なら自殺なんてしないしょ。
「みんなと同じ」じゃなくなることで、自己疎外に陥り、結果自殺するんなら、鼻から人とはちがう楽しみを持っていた方が、タフであり続けられるんじゃない??
平凡を嫌うことは、社会を生き抜くタフネスを得られる究極の手段だ!!!!!!
ドールズで、主人公は、社長令嬢との結婚を断って、精神異常者との道を選んだんだけど、その選択は大正解だったんじゃないかな。
だって、世の中金じゃないもん。
美でしょ。
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無題
2007/11/23(Fri)20:20
雪の中、菅野美穂が西島俊行(漢字間違ってたらごめんなさい)の方を見上げて何か言おうとするシーンに全てが集約されていく映画ですよね。
あれほど強いショットは滅多にないんじゃないでしょうか。
No.1|by メタムラサキ|
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