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退屈は最大の罪である。

                              by スタンリー・キューブリック

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2025/05/11(Sun)02:35

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ダイナマイト四国

2009/10/09(Fri)19:14

ただいまーーーーン!!!

10日ぶりの北海道はクッソ寒い!なにこれ!? でも空気がうめえ。

あああ、なんだかずっと四六時中誰かと一緒にいた生活だったせいで、今一人で家にいるのが超サミシイ・・・。

コレ、旅行の後必ずなるね。動物占い「ひつじ」が如実に現れる瞬間ね。




ということで、結果的に直島旅行は一人旅ではなかったのです。

ほぼ3人旅でした。



まず、4日の朝7時に井上宅を出発。

電車を乗り継いでいく途中で岡山駅に到着。

ここは岡山城を一目見るしかない、と城を目指して歩いていたら予想以上に時間を食い、1時間半もロス。

結局、午後3時半のフェリーに乗ることになり、島に着いたのは夕方4時。

予約していたドミトリーに着くと、そこのねーちゃんが「もう地中美術館は閉まってますよー。あと、明日は月曜日なのでどこもお休みですよー。」という驚愕発言。

その場で1分程逡巡して、2泊することに決定。

ひまだったのでレンタサイクルで島を散歩することにしたら・・・・持ち前の方向音痴が爆発!!!

いつの間にかありえない山奥にいて、街灯もまばらな暗闇で路頭に迷う。

椅子の低いママチャリでひたすら走り続けること3時間以上。

ようやく8時に宿に着いて、ホッと一息。

さぁ、次は直島に来たメインの目的。

銭湯部幹部として新しく出来た銭湯「I♡湯」を調査するために、いざ出陣なりぃ!!

ぶっ飛んだデザインの店構えとは裏腹に、番台には人の良さそうなおじいちゃんとおばちゃんが。

チケットを買って渡すと、「ハイコチラです」って赤い暖簾のほうを案内してきた。

「いやいやいや違うでしょ!」とツッコむと、どうやらおじいちゃん本気で間違ったらしい・・・w

オリジナルタオルを受け取り、青い暖簾をくぐると、そこには・・・・・誰もいない。

どうやら全く繁盛していないみたいだ。

誰か来る前にコッソリ風呂場と脱衣所をデジカメで写して、これは犯罪じゃないのかと少し不安になる。

そして、人生初の貸し切り銭湯を味わっていると、少しして25〜30歳ぐらいの人がようやく入ってきた。

「この人、店の前で仰々しいカメラを使ってココを撮影していた二人のうちの片割れだ」と思う。

その人が完全に手ぶらで入って来たので、確実にシャンプーに困るだろうと思ったのはいいけど、いや皮膚が極度に敏感で化学物質が苦手なのかも、とかいろいろと考えてしまって、なかなか親切に踏み切れない。

そのうちに、カメラクルーのもう一人が入って来て、最初の一人が「あれ、永井サンシャンプー買ってって言ったじゃん。」もう一人が「あ、忘れちゃった」と、これはおれに対するアピールなのか!?フリなのか!?というシチュエーションになってしまったので、ついにおれは「あのーー、シャンプー使いますか?」と申し出た。

どう考えても年上なのにすごい丁寧にお礼を言われ、当然の流れで軽い世間話がスタートする。

あっち「どこから来たんですか?」

おれ「北海道から。」

あっち「え、ぼくも出身、北海道です。札幌?」

おれ「はい。手稲区です。」

あっち「もしかして前田とか?」

おれ「ええ。・・え!!まさか!!!」

あり得ない奇跡に遭遇ーーーーーーーー!!!!!

超ご近所さんと、こんな遠く離れた小さな島の変な銭湯で出会うなんて!!

スーパー天文学的確率!!!

その後よくよく聞いてみると、どうやら井上の先輩のお兄ちゃんらしいことが判明。

そして、この二人は雑誌penの取材で直島に来ており、もう一人はフリーのカメラマンだそうな。

「風呂上がりのビール、経費でおごりますよ。」とステキな誘いを受け、裏のカフェバーで三人で飲む事に。

話はアートからマンガ、音楽、写真に飛び火し、さすがpenの編集者!!と言わんばかりの圧倒的知識と理路整然とした話しぶりに、おれは完全に惚れてしまい、つい熱く語ってしまった。



んで、まあその後もとても仲良くしてもらい、

二日目も車に乗せてもらってメシも奢ってもらって、撮影のお手伝いもさせてもらって、

三日目も一緒のフェリーで帰って、岡山でまたもご飯を御馳走してもらったのでふ。




旅は道連れ!!!!!!!




京都に帰ってからは、井上とトモミと京都、大阪を観光ーーーー。



なので、ずっと三人旅だったのね。


あーオモシロカッター。







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