昨日、外部の無秩序を受け入れ、統御、制御し、新たな秩序として内在化させる、という概念を取り上げたが、あらゆる場面でそれは見受けられた。
先日読了した、福岡伸一「生物と無生物のあいだ」において、生物を生物たらしめる特性として本の中で述べられている性質。
「秩序を保つために、秩序を絶え間なく壊さなければならない。つまり、システムの内部に不可避的に蓄積するエントロピーに抗するには、先回りしてそれを排さなければならない。」
異常タンパク質が蓄積されるのを防ぐには、生命は分子レベルで細胞の動的平衡を保たなければならない。
この言説も、どう見ても無秩序の秩序化と共通しているだろう。
そして、今日の大学の授業においてもそれは見受けられた。
マクロ経済学の「クラウディングアウト」という概念。
また、企業論での「企業合併での組織文化について」のレポートにも、その理論は応用できた。
うっひょう!!!
さすが構造主義の申し子!!
根底にある構造(共通概念)を読み取ることに関しては最強だぜ!!!!
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