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by スタンリー・キューブリック
2007/11/13(Tue)02:53
No.93|哲|Comment(1)|Trackback()
2007/11/10(Sat)16:44
No.90|哲|Comment(6)|Trackback()
2007/11/10(Sat)00:21
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2007/11/03(Sat)06:31
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2007/11/01(Thu)13:57
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2007/10/31(Wed)21:19
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2007/10/31(Wed)13:50
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2007/10/29(Mon)23:30
No.65|哲|Comment(0)|Trackback()
2007/10/25(Thu)00:38
No.60|哲|Comment(0)|Trackback()
2007/10/21(Sun)21:31
音楽の良し悪しは「好み」でしか片付けられない問題か????
というのが、ずっと僕が一番否定したかった命題でした。
なぜならば、僕がこんなにのめりこんで聴いている音楽をただの趣味の域に限定してしまいたくないからです。
音楽を聴き漁るというのも、もちろん勉強だ。かように思っております。
本日読了したこの「芸術起業論」は、そのような命題を否定しうるのにまさにうってつけの本でした。
村上隆という人は、単純にオタク文化をアメリカに持ち込んだだけの人とは違います。
彼は、世界の歴史的文脈の中に自分の表現を位置づけることで、芸術家として成功しました。
つまり、ただ黙々と作品を作ったのではなく、フラットな視点で(客観的に)芸術の文脈を勉強し、それを「解釈」、「再構築」した作品を作り上げたのです。
例えば、マルセル・デュシャンの「泉」という作品だって、素人が適当に作った代物ではありません。
そこには、背後に大きなドラマが付加されていて、きちんと文脈を理解した作品なのです。
(でないと、展覧会に出品することさえ不可能じゃないですか!)
(((ちなみに、僕の尊敬するマンガ家大塚英志は村上隆が大っキライらしいです。複雑なり。)))
日本には、批評家という存在が、あまり根付いておりません。
しかし欧米では、批評家の地位はとても高いものになっています。
なぜなら、日本では「芸術は好みの問題」なのに対して、欧米では「芸術は客観性の問題」であるからです。
(だから、ジャン・デュビュッフェのアンフォルメルな作品が日本でウケ、逆にウォーホールのような歴史を再構築した作品が欧米では「革命」と称されています。)
まあ批評家の存在を引き合いに出すまでも無くここでひとつハッキリしているのは、芸術が深く根付いているのは欧米であって、非常に大きなビジネスとして確立しているのも欧米であるという事です。
個人の好みで片付けられてしまっては、芸術家は食べてはいけませんから。
要するに、芸術は客観的に批評することは可能であるということです。
皆が等しく理解できる芸術のメインストリームが存在しているのです。
このことは、いろんな分野のことに当てはまります。
オシャレだって、そうです。服のセンスの良し悪しは誰が決めるかったら、より服をたくさん見ている人、つまりスタイリストです。
もっと言っちゃうと、人間の良し悪しだって決められると思います。人は平等だとは決して思いませんよぼかあ。
でもそこには、それなりの論理と論拠は絶対に必要です。
ただ単に、ランクを決定するのは個人の好みでしかありません。客観性を重視するためには論理は必須です。
ここで音楽の話に飛びますが、僕も批評家になれるんじゃね?と思ったときがあります。
ジャパニーズインディーズシーンが一目脚光を浴びたとき、ぼくもその波に飲まれました。
Hi-STANDARDが筆頭としたメロコアブームでは、キャッチーさが第一とされてて、ぼくもメロディック、売れ線の曲を探し続けました。
今売れっ子のELLEGARDENなんかは、3枚目のEP「my own Destruction」から知ってるし(てか持ってるし)
HAWAIIAN6は最初のアルバム「FANTASY」から知ってるし、the band apartは、2枚目のEP 「Eric.W」を買ったし、SHACHIはpower of life持ってるし、HOLSTEINは最初のEPから持ってるし、LAST ALLIANCEの前身バンドS☆CREATERSのベストアルバム買ったし・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
現在みんなやっとこ有名になった人たちですが、こんな昔から僕は目をつけてました!!!(自慢)
欧米の批評家、キュレーター、ギャラリスト、コレクター、画商なんかもきっと同じ気持ちで作品を買うんでしょう。(そして億単位の大きなマーケティングにつなげるんでしょう)
はーいここで、個人的に音楽の文脈と照らし合わせてアーティストを批評してみます。
ドラムを中心にしちゃいますが。。。
僕が人生で最も魂を揺さぶられたtoeは、欧米では通用しないと思います。
カシクラさんのドラミングは、アメリカ人には「なんてダラしのないスティックさばきだ!ファッキンジャップ!」と一蹴される気がします。
欧米なりの解体→再構築の仕方と、日本のそれとは、やはり守るべきトコと解体すべきトコのセンスが違うからです。ルールの違いです。
どちらかというと、欧米のほうがタイトさを重視したドラムが多い。日本のほうがルールを瓦解したドラムが多い気がします。
その点では、若手ですが、nhhmbaseなんかは、欧米でも通じる感じはします。オリジナリティもタダモノではない。ただ、キャリアが少ないので、バックグラウンドの物語性には欠けますが・・・。
envyなんかは、mogwaiが作り上げたスロウコアムーブメントと激情系ハードコアを織り交ぜた新しい「解釈」を提示して、世界のenvyとなることができました。
melt bananaなんかは鼻から日本で勝負する気は無く、早々にヨーロッパで活動しております。
竹村ノブカズ氏もそうかな?器が違いすぎるけど。
toeなんて、tortoiseに比べたらぜんぜん器ちいっちゃい事は理解しております。
大友良英、竹村ノブカズ、ジム・オルーク、イルミン・シュミット、カールハインツ・シュトックハウゼン、ジョン・ケージ・・・・・・・・・・・・・・
器のデカイアーティストなんて数え切れない程おりますが、それでも僕は、自分が一番感動したアーティストが一番大切な存在です。
toeは、僕の音楽遍歴の文脈にビッタリマッチしていたんでしょうね。
No.57|哲|Comment(0)|Trackback()
2007/09/26(Wed)00:31
なんかもう、5時間ぐらい部屋にあるあらゆるものを捨てまくりましたww
僕の部屋は、一見キレイに見えて、実は引き出しの中やクローゼットの中など、見えないところにギッシリという状態なのです。
だから、部屋がもつ情報量が過大で、イザというときにうまく活用しずらい部屋になってしまっています。
例えば、サイフもカードだらけの僕(O型)は、セブンイレブンに行っても、カードがあるのに出すのを忘れてしまう。というか、カードを持っていることすら自覚していない。
情報量が自分のキャパシティを上回っていて、なおかつ情報が整理されていない分、把握が困難になってしまい、適宜必要な情報を抜き出せないのです。
なんで、情報の絶対量を軽減せねば!!と思い、モノを捨てまくるわけでーーーございーますー
昔、茂木健一郎がまだあまりTVに出てなかった頃、彼の「脳整理法」という新書を読んだのですが、それにはこんなことが書かれてありました。
「たくさんの体験が関連付けられ、整理されてこそ、はじめて生まれてくる知恵もある」
ぼくも体験や考えをブログに書くことで、頭の中の情報が整理されていると感じるし、またそれと同時に興味の幅も広がり、多くの分野でハッとする瞬間にめぐり合えました。
茂木さん風に言うと「アハ体験」なんでしょうが、ウーっと考えることで、その事柄のシナプスというか枝葉というか、そういうのが網の目状に広がり、それが互いにリンクした瞬間がハッとするという体験なんじゃないかと僕は考えます。(説明ムズし・・・)
そして、その「アハ体験」は、そこから多くのシナプスが一気に広がる瞬間でもあると思います。
要するに、自分の考えを見つめ、整理することで、考え同士がつながる瞬間を捉えやすくなるということです。
最近一番売れている新書、「いつまでもデブと思うなよ」は、50キロの減量の成功談が書かれているんですが、その手法は「まずは食べたものを記録するレコードダイエット」から始まるそうです。
ぼくもこうやって体験を記録することで、smartな人間になれたらいいと思います。
調子ノンなよ~
No.43|哲|Comment(2)|Trackback()
2007/09/12(Wed)20:09
Yahoo!ニュースより
「なりたい顔ランキング」、一位は沢尻エリカ
最悪です。
日本中の女性たちがみんな沢尻の顔になったら、一生結婚できません。
ちょうど昨日のバイトでも、SMAP×SMAPに出た沢尻エリカの話になって、
4人中3人が「性格は最悪だけど、顔は最高」という意見、1人が「どっちも最悪」という意見でした。
まあ、それがぼくなんだけど、・・・・・・・・・・・・・やっぱり趣味悪いのかなぁ。
この堀田ゆい夏のほうが100倍イイべや!!!
でも、はやり顔ってあるよねー。
ちょっと前は確か、エビちゃんが一位でしょ?
時代に要請される美しさってのはやっぱり存在するし、絶えず移ろいで行くモノだと思います。
ダリのおっちゃんが、「ものごとはファッショナブルになった途端、寿命を制限される」って言ってたのもそれです。
その言葉にずいぶん考えさせられ、流行と芸術の関係を知りたいと思ったので、
鷲田清一の「モードの迷宮」を購入。
でもこれ、身体論っつって、あんまりそういうこと書いてないのね。
受験勉強で何回か出てきたことがあるんだけど、おもしろいと思った覚えがあったので買ってしまった。
鷲田さんは日本の臨床哲学の分野におけるパイオニアです。
臨床哲学ってワードは養老孟司さんの造語で、問題の現場にいってみて、そこから考える、フィールドワークを基本とする学問。
ようするに、研究室にこもって本ばかり読むのではなく、出掛けていって話を聞いて、考えるんですね。
「それだ!」と思いました。そう、やってみなくちゃわからない。前にも書いたけど、入力だけじゃなくて出力しなきゃ。
このインタビュー見て、すごい今考えてることを言い当てられたような気がしました。
http://www.carinavi.org/ja/career/365/
「偶然に身を開いておく」、そうなんだよ!
僕は、「常に目と心を開いて動け」を最近のモットーにしてたから、もう目からウロコ。
鷲田清一、カッコよしです!!!!
No.31|哲|Comment(1)|Trackback()
2007/09/05(Wed)04:54
バイトでちょっとしたオードブルが出た日。
船山さんと男のカッコ良さについて語る。
「やっぱり自然体が一番」という結論に至った。
船山さんハイブランド好きなのに・・・・・ww
はいここからキモイ話題。どんどん読み飛ばしてー。文化についての自分なりに行き着いた解釈を発表。
・大衆文化(マスカルチャー)
みんなが楽しめればいいじゃん!!って姿勢。
・ハイカルチャー
本気で美(芸術性)を求める姿勢。
・サブカルチャー
前の二つの中間。楽しませるぜ、でもホントのカッコよさも探すぜ、ついて来れるやつぁついて来いって姿勢。
時代の流れとともに文化の受け入れられ方が変わってしまって、ほとんど死語になっちゃってる言葉かもしれないですね。すべての文化をこの三つにカテゴライズするのは不可能に近いのでして。でも「芸術ってなんぞや」って毎日哲学しちゃってるぼくにとっては重要な三語なのです。例を挙げると、直木賞はマスカルチャー(大衆文学)の賞、芥川賞はハイカルチャー(純文学)の賞です。難しいのがサブカルチャーでして。HIP HOPがいい例だと思うんだけど、広義に解釈するとマンガ、映画、ファッションがそれ。まー、ぼくがはっちゃきこいて聴いている音楽がその典型です。だから必死に意味を持たせようとして考えるんですが・・・・・。結局アイマイだなあ。
No.25|哲|Comment(0)|Trackback()
2007/08/31(Fri)14:38
ダリ展見て、バイト行って、友人宅に泊まって、ラーメン食って、今に至る。
絵画に対しての素養も無いし、ダリについての予備知識とかもゼロで挑んだんだけど、
引き込まれた。
こいつの頭の中はどんな世界かなあと考えた。
書き手の気持ちになって鑑賞することで、感じるところが多くなった。
でも、そんなときやっぱり絵描きさんのほうが理解できるのであって、
ぼくら絵をまじめに書いたことない人には到達し得ない、共感があるんだと思う。
どんな技法を使っているのか、構図の決め方、色使い、やってみないことにはわからないことばかりで、
やったことある人のほうが遥かに書き手の心理に肉迫することが可能になる。
そしてより作品の魅力を存分に感じ取れるようになる。
ぼくもドラムをだいぶやったからこそ、toeのカシクラさんのドラミングのすごさが一層わかるようになったし、
toeを腹の底から楽しめるようになった。
もっとドラムをやればやるほど、まだ知らないキャシーのすごさがわかるようになるんだと思う。
芸術を鑑賞する(入力)ことに真摯に向き合うとき、(表現)出力することは必ずといっていいほど重要だ。
ダリは書物もたくさん読んだ。そして書物をたくさん書いた。
量子力学など多くの化学や宗教を学び、後期の作品にはそれをモチーフにしたものが多かった。
彼の入力と出力の情報量は人の何倍もある。
だから、確固たる独自の世界観をもつことが出来たんだ。
うーん、最近クラブサウンドよりなので、DJセットを買おうか迷い中・・・・。
No.20|哲|Comment(0)|Trackback()
2007/08/14(Tue)14:40
No.15|哲|Comment(0)|Trackback()